台風7号がお盆のUターンラッシュを直撃 空の便は多数欠航…JRは予定変更の利用客で混雑
山陰中央テレビ
16日に関東地方に最接近する恐れがある台風7号。お盆のUターンラッシュと重なり、山陰地方でも帰省客などの足に影響が出ています。 強い勢力の台風7号は、今後も発達しながら北上し、16日に暴風域を伴って関東に最接近する見込みです。これにより、山陰の空港と東京・羽田を結ぶ16日の空の便は、出雲空港で2往復4便、米子空港で4往復9便、鳥取空港で3往復7便、石見空港で1往復3便のあわせて23便の欠航が決まっています。 こうした中、15日の出雲空港では、台風接近に伴って予約変更を求める利用客が殺到するなどの目立った混乱は見られませんでした。15日の羽田便は、16日の運休が決まる前から予約で全便満席だったためだということです。 帰省客: 本当はあすにしようと思っていたんですけど、たまたま取れたのがきょうだったので、タイミングが良かった。ずらすにしても取れないですよね。そもそも満席だったので。 帰省客: ぎりぎり運が良く良かったなと思う。新幹線も混んでますもんね。 JRにも影響が出ています。 福島睦アナウンサー: JR松江駅です。今朝からみどりの窓口には行列ができています。その多くが、関東方面への移動を今日に前倒ししようという方々です。 台風7号の影響で東海道新幹線の名古屋ー東京間では、16日の始発から終日運休となることを受け、山陽新幹線は直通運転を取りやめ、すべて新大阪行きに変更して運転されます。松江駅では、予定を前倒しする帰省客や観光客の姿が多く見られました。 東京からの観光客: 明日新幹線で(東京に)帰る予定だったんですけど、名古屋から東京が止まってしまうので、きょう急遽帰ることになりました。(本来は)1日出雲の方へ行って観光しようと思ったんですけど、それが出来なくなってしまって悲しいです。 東京から帰省中の男性: 16日に米子か出雲から羽田に飛行機で帰ろうと思ったんですけど、欠航になったらしくて。それで急遽新幹線を使わなきゃと思ったら、名古屋ー東京間が止まるので、(今日帰ることにした)しんどいですね…。 Uターンラッシュを直撃している台風7号。山陰にも大きな影響をもたらしています。
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