梅沢富美男

　俳優の梅沢富美男が３日放送のＴＢＳ系「プレバト！！　芸術大祭　番組史上最大の大金星　涙と傑作の大混戦ＳＰ」（木曜、この日は午後６時半）に出演した。 　この日は秋の俳句タイトル戦・金秋戦の決勝。特別永世名人として、永世名人の千原ジュニア、村上健志、横尾渉、藤本敏史ら全１０人での戦いに挑んだ梅沢。 　優勝者は１年間、自身の肖像画が飾られるとあって、「最近は若者ばかり優勝していて。そろそろ、私が肖像画を飾ってもらわないと」と気合を入れて「自分で撮ったスマホの写真」というお題に挑んだ。 　４人の永世名人のうちジュニアが８位、横尾が５位、藤本が４位、村上が３位という波乱の展開に。がっかりする村上に「だらしない」と厳しく吐き捨てた梅沢。「主役は１人でいいんだよ」と自信満々だったが、結果はまさかのブービー９位。 　ＭＣの浜田雅功に「ほんま、タイトル戦弱いんですよ」と言われ、肩を落とすと「９位って…。恥ずかしいだろ！」と絶叫。 　劇場の観客席の写真を題材に「芝居小屋　奈落の闇を　虫時雨」という一句を詠み「こんな粋な俳句。粋な一句を分からねえか？」と叫んだが、夏井いつき先生は「奈落と言えば、闇はいらないだろうと。芝居小屋って書いてあったら、今まさに芝居してるんだろうと思う人も出てくるので、終わってるというのを、はっきり押さえた方が得でしょうね。『芝居果てし』とか。『奈落の土間や』とちゃんと書くべきだし、最後は『虫の闇』と書くべき」と梅沢作の一句を添削。 　直された梅沢は「素晴らしい俳句になりましたね。ごめんなさいね」と素直にコメント。 　「虫の闇って季語だって知らなかったの。本にも載ってなかったんですよ」と言い訳したところで夏井先生に「載ってますよ」と反論されると「ごめんなさいね。私が見落としたの。忙しいんだもん」と、しょんぼりと話していた。