【MLB】アルバレスの一発でメッツが劇的サヨナラ勝ち! プレーオフ圏内まで1.5ゲーム差に迫る
【オリオールズ3-4xメッツ】@シティ・フィールド
日本時間8月20日、メッツは本拠地シティ・フィールドでのオリオールズ3連戦がスタート。その初戦は3点を先行しながらも同点に追いつかれたが、9回裏にフランシスコ・アルバレスの一発で劇的なサヨナラ勝ちを収め、ワイルドカード3位のブレーブスとのゲーム差を1.5に縮めた。メッツ3番手のエドウィン・ディアスは同点の9回表を三者凡退に抑えてサヨナラ勝ちを呼び込み、4勝目(1敗)をマーク。オリオールズ4番手のセランソニー・ドミンゲスはサヨナラ弾を浴び、3敗目(3勝)を喫した。 【動画】メッツのフランシスコ・アルバレスが6号サヨナラ本塁打を放つ 初回にJ・D・マルティネスの13号2ランで先制したメッツは、4回裏二死1・3塁からタイロン・テイラーのタイムリーで1点を追加。3対0とリードを奪った。ところが、5回表一死3塁からジャクソン・ホリデイの内野ゴロの間に1点を返されると、7回表には先発のデービッド・ピーターソンが一死3塁の場面でボークを犯し、2対3と1点差に。さらにラモン・ウリアスに8号ソロを浴び、同点に追いつかれた。しかし、8回表を2番手のホセ・ブットー、9回表を3番手のディアスが無失点に抑えると、9回裏一死走者なしの場面でアルバレスがカウント3-0からの4球目に狙いを定め、試合を決める6号ソロ。4対3で劇的なサヨナラ勝ちとなった。 5月に9勝19敗と大きく黒星が先行したメッツだが、6月に16勝8敗、7月に17勝10敗と貯金を作り、プレーオフ争いに参戦。8月はここまで17試合で8勝9敗と波に乗れない戦いが続いているが、ワイルドカード3位のブレーブスとのゲーム差は1.5に縮まった。ブレーブスは故障者続出のチーム状況のなかで、さらに正三塁手オースティン・ライリーが離脱して戦力ダウンしており、メッツが逆転でプレーオフの切符をつかむ可能性は十分にある。2年ぶりのプレーオフ進出なるか、メッツの残り37試合の戦いに注目だ。