「お客さんは外国人だった⁉」知っている英単語を聞き取ればできる!ノリと勢いの綱渡り接客、ラストは?【作者に聞く】
接客業をしているとさまざまなお客に出会う。雑貨店で務めるオムニウッチー(@omni_uttii821)さんは、カバンを見ているお客さんに「鏡はこちらにありますよ」と声を掛けた。すると、相手から流暢な英語で話し返され…!?今回は、オムニウッチーさんのエッセイ漫画「英語力ごみ店員がノリと雰囲気で接客するとこうなります」を紹介するとともに詳しい話を聞く。 【漫画】本編を読む ■声をかけたら外国人!言葉の端々から、知っている単語を拾い集めてなんとか会話をするものの…? 店内でカバンを見ていたお客さんに「鏡があちらにありますので、よろしければどうぞ」と声を掛けた。すると、返ってきたのはペラペラな英語でオムニウッチーさんは「外国の方だったか!」と一瞬ひるんだ。見た目は外国人とはわかりにくい「アジアの方でした」 しかし、言葉の最後の「メイドインジャパン」という単語を聞き取って、「日本製のカバンか聞かれているのかな?」と接客を続行。その後も「take it」「keep it」などの単語から、「多分、欲しいけど他にも見たいから預かっておいて」かな?と解釈して、接客を続けた。このとき、オムニウッチーさんは単語しか聞き取れないけど、ノリと勢いでなんとかなるもんだなと感じたという。 お客さんはどうやら「日本製」のものにこだわって買い物をしている様子。そこで切子細工や日本茶もすすめてみると...?突然の長文そして、オーバーリアクション!お客さんがエピソードを語り始め、終始はてなのまま、ohとyeahでのりきる羽目に。 同じような経験をしたユーザーも多く、「私は、基本的にグッドとナイスとサンキューで乗り切っています」「英語ならまだ単語の端々切り取って勝手に理解した気になって接客できるけど、それ以外の言語は困る」という声もあった。中国語はさっぱりわからず、知っている漢字を並べて筆談したというつわものも。 海外の接客では、無視されたり、オーダーがこないという話も聞くが、どうにか意思疎通を図ろうとする努力こそ、接客の鏡ではないだろうか。タイトルに「英語力ごみカス店員」とあるが、「よく対処してる」「一生懸命で素敵接客!」「販売員として頑張ってるよ」と応援の声も。これこそがおもてなしの心といえよう。 取材協力:オムニウッチー(@omni_uttii821)