元阪神岩田稔氏、7月22日の日韓OB戦に1型糖尿病患者らを招待「少しでも皆さんの刺激に」
元阪神で日刊スポーツ評論家の岩田稔氏(40)が社長を務める会社「Family Design M」が、「ファイターズスポーツ&エンターテインメント」とタッグを組み、7月22日に開催される日本代表と韓国代表によるOB戦「日韓ドリームプレーヤーズゲーム」(エスコンフィールド)に1型糖尿病患者と家族、友人など50組200人(1組最大4人)を招待すると発表した。 同戦は日本プロ野球誕生90周年を記念して開催される。岩田氏は09年WBC世界一メンバーとして出場予定。自身は大阪桐蔭2年時に1型糖尿病を発症しており、同病と戦う患者を球場に招待したいという希望に、ファイターズスポーツ&エンターテインメントが賛同した。 岩田氏のコメントの一部は以下の通り。 「1型糖尿病を発症してもプロ野球選手になり、WBCでは優勝して世界一にもなることで『1型糖尿病があっても成し遂げられないことはない』ということを証明することができたと思っています。今回、出場のオファーをいただき、同じ1型糖尿病があり現役時代から応援してくださっていた方々はもちろん、私の現役時代を知らないお子さん、引退後に発症された方にも自分が投げている姿をお見せしたいと考えていました。少しでも1型糖尿病のある皆さんの刺激になり、何かにチャレンジするきっかけになるような姿をお見せできればと思います」 応募方法などの詳細は「Family Design M」の公式ホームページ(https://mifdm.com)まで。