中嶋一輝、8・27後楽園ホールで和氣慎吾と初防衛戦 奈良井翼とのWタイトルマッチ
大橋ボクシングジムは17日、主催興行「フェニックスバトル120」を8月27日に東京・後楽園ホールで開催すると発表した。メインイベントは東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチで、初防衛を目指す王者の中嶋一輝(31)=大橋=が、元東洋太平洋、日本同級王者で、現東洋太平洋同級11位の和氣慎吾(36)=FLARE山上=の挑戦を受ける。 中嶋は2月に王座決定戦で同級5位だった中川麦茶(35)=一力=に3-0の12回判定勝ち。再起戦でバンタム級に続き、東洋太平洋王座の2階級制覇を達成した。2021年10月に東洋太平洋バンタム級王座、昨年6月にWBOアジア・パシフィック・スーパーバンタム級王座の初防衛戦でともにTKO負けしており、〝鬼門〟の初防衛戦に「次はしっかりと防衛できるように練習していく」と三度目の正直で初防衛を誓っている。 対するベテランの和氣は5月に同級8回戦でプラティップ・チンラム(タイ)に2回TKO勝ちし、3連勝とした。リーゼントボクサーの和氣は「まだまだ世界王者になることを諦めていない。次はちょっと大きい試合を組んでもらえるようにいろいろと交渉してもらう。世界ランクには入りたいが、チャンスがあるならば日本、アジアのタイトルに絡んでいきたい」と中嶋らとの対戦を希望していた。 興行に出場する選手は24日に東京・文京区のBlue-ing!で開かれる会見に出席し、意気込みを述べる予定。興行はNTTドコモの映像配信サービスのLeminoで無料生配信される。プロ戦績は中嶋が18戦15勝(12KO)2敗1分け、和氣が41戦31勝(22KO)8敗2分け。 そのほかの主な対戦カードは下記の通り。 ▼日本スーパーフェザー級タイトルマッチ 王者の奈良井翼(RK蒲田)vs同級2位の福井貫太(石田) ▼スーパーウエルター級8回戦 日本同級10位の安達陸虎(大橋)vs日本同級4位の小林柾貴(角海老宝石) ▼スーパーバンタム級8回戦
日本同級11位の田村亮一(JBスポーツ)vs日本バンタム級6位の杉本太一(勝輝)