西軍・豊島九段vs.東軍・菅井八段が激突 姫路城で人間将棋 戦の「哲学」体現
■「普段より頭使う」
「大将」として駒武者を率いて戦った棋士たちにも刺激になったようだ。
姫路城で熱戦を繰り広げた豊島九段は、「素晴らしい経験になった。全部の駒を動かさないといけないので普段の対局より、頭を使って指したかもしれない」と振り返った。
多くの観光客でにぎわう場所で行う対局でもある。初めて人間将棋に臨んだという菅井八段も「こんなに多くの方の前で将棋を指すのは久しぶりで、気持ちが引き締まった」と語った。(横山由紀子)