「出会って、別れて、また付き合って……」 夫が死去「ピンクレディー」ケイちゃんが語っていた夫婦の絆
夫婦らしくなったかな
《結婚することが女の幸せだと、迷いもなく思っていたんですね。これは、私の生い立ちもあるんだと思うんですけど。温かい家庭をつくりたいという願望がすごく強かったですし。でも、恋が破れた時に、これからどんな恋愛をしようと自分で歩けるだけの体力はつけておこう。自立しなきゃってつくづく思いました》(同) ピンクレディーの解散後に桑木さんと出会い、18年を経て結婚。一昨年には結婚20年を迎え、「徹子の部屋」(テレビ朝日)に出演した彼女はこう語っていた。 「やっと20年経って夫婦らしくなったかなというのと、自分も力が抜けて両立できるようになったかなと思います」 だがそれは長くは続かなかった。10月7日、増田は桑木さんの訃報をこう伝えた。 《夫 桑木知二は、昨年暮れ辺りから体調を崩しがちになり、今年3月に膵臓癌が見つかり、その後肝臓にも転移し末期と診断されました。その間二人で多くの事を語り合い、治療は続けつつも「命の長さよりも生活の質を選ぼう」「笑顔に満たされた温かな時を一緒に過ごそう」と決め、1分1秒を大切に過ごして参りました。8月のライブに向けても「必ず観に行くからね」と言っていましたが、それも叶わず旅立ちました。トモは、歌っている私が大好きでした。私ももちろん歌う事が大好きです。ですので、これからも歌い続けている私を温かく包んでくれると思います。皆様、これからも今までと同様に温かく見守って頂けましたら幸いです。》
デイリー新潮編集部
新潮社