日本代表の川井麻衣が新天地のデンソーに移籍…アジア杯2021で代表入りの宮下希保は富士通へ
Wリーグは6月1日、自由契約選手リストを更新。今年2月の「FIBA女子オリンピック世界最終予選(WOQT)」に出場し、パリオリンピックに向けた代表候補にも選ばれている川井麻衣や、「FIBA 女子アジアカップ2021」で優勝メンバーの一員となった宮下希保(ともにトヨタ自動車アンテロープス)などが移籍することとなった。 茨城県出身で現在28歳の川井は、171センチのポイントガード。東京成徳大学高校を経て三菱電機コアラーズでWリーグデビューを飾り、2021年にトヨタ自動車へ加入した。今シーズンは22試合(先発16試合)に出場し、平均6.8得点2.6リバウンド3.9アシストをマーク。来シーズンからは梅木千夏、シラソハナファトージャとともにデンソーアイリスへ移籍する形となった。 石川県出身で現在25歳の宮下は178センチのパワーフォワードで、2021年からトヨタ自動車へ移籍した。在籍3年目の今シーズンは先発としてチームをけん引し、1試合平均9.8得点4.0リバウンド3.2アシストをマーク。来シーズンからは富士通レッドウェーブのユニフォームを身にまとう。 また、トヨタ紡織サンシャインラビッツはオドボエンデュランスが姫路イーグレッツ、齋藤麻未が日立ハイテククーガーズ、平末明日香がアイシンウィングス、加藤優希が東京羽田ヴィッキーズにそれぞれ移籍する。 そのほか、デンソーの田嶋優希奈、ENEOSサンフラワーズのモハメドファティマトゥ早野夏、新潟アルビレックスBBラビッツの矢野祐未がプレステージ・インターショナルアランマーレへ移籍することに。姫路イーグレッツの文屋萌々華はチームとの再契約が決まった。 Wリーグの自由契約選手リストは、現時点で所属チームへの選手同意書の提出がない選手が掲載されており、今後は現役引退、他チームへの移籍、自チームへの残留などの可能性がある。1日時点で自由契約選手リストに公示されている選手の一覧は以下の通り。