こだわりのクレープ販売、20歳の店長・中川和音さん 地産地消で東京・葛飾に恩返し TOKYOまち・ひと物語
「ホントノチョコホイップ(600円)」を注文した整体師の20代男性は、「生地がモチモチ。チョコレートとホイップクリームが合っていて、さらっと食べられそう」と、笑顔で頬張った。
主婦や子連れのお客さんが多い一方、「ショッピングモールの中だと恥ずかしくて買えない」という男性客が一人で来店することもあるという。
来月1日で亀有店の開店から1年が経つが、目立たない場所に店を構えていることもあり、未だに「こんなところにクレープ屋さんがあったとは」と驚かれることも多い。
「存在を知ってほしい。もっと地域の皆さんにクレープを食べていただきたいので」と中川さん。熱い思いできょうもクレープを焼く。(堀川玲)