全豪ジュニア優勝で、ジュニア世界ランク1位の坂本怜 4大大会2大会連続優勝に向け初戦を突破
【パリ3日=吉松忠弘】1月の全豪オープンのジュニアで、日本男子4大大会2人目の優勝を遂げたジュニア世界ランキング1位の坂本怜=誉高=が、もたつきながらも1回戦を突破した。6-4、7-6でスウェーデン選手にストレート勝ち。「第2セットのタイブレイクを取り切れてよかった」と、ストレート勝ちにほっとした表情を見せた。 4月にサーブで腹筋を痛め「2か月ほど試合に出られなかった」。5月20日からのイタリアのツアー下部大会で復帰。赤土の下部大会2大会連続でベスト4いりして今大会を迎えた。 すでに軸足は、一般のプロツアーに移している。全豪オープンのジュニアで優勝して以降は、今大会まで1度もジュニアの試合に出ていない。「(プロは)しつこくやってくる。そのしつこさに耐性ができてきた」。ジュニアは4大大会だけ。「まずは2回戦」と、1試合ごとに集中する。
報知新聞社