ドラゴンズの“起爆剤”に…?中日、1軍定着が待たれる有望株(6)プロ2年目の“急成長”で…?
シーズンも佳境を迎えている2024年のプロ野球。2年連続最下位から巻き返しを誓った中日ドラゴンズは、今季も苦戦を強いられている。しかし、Aクラス入りの可能性は残しており、大逆転でのCS進出に向けて起爆剤となる選手の台頭も望まれるだろう。今回は、一軍定着が待たれる中日の若手有望株を紹介したい。(※今季成績は9月7日時点)
樋口正修
投打:右投左打 身長/体重:177cm/75kg 生年月日:1998年11月17日 経歴:北本高 - 駿河台大 - BC・埼玉 ドラフト:2022年育成選手ドラフト3位 今シーズン、ファームで順調な成長を見せている樋口正修。持ち味の俊足だけでなく、バッティング面の成長も著しい選手だ。 北本高、駿河台大を経て、独立リーグの埼玉武蔵ヒートベアーズに入団した樋口。入団1年目には公式戦全60試合に出場し、打率.286、40盗塁をマークした。 翌2022年は主に二塁手として公式戦58試合に出場。打率.306、25盗塁の好成績をマークすると、2022年ドラフト会議で育成3位指名を受け、中日ドラゴンズへ入団。 ルーキーイヤーとなる昨季は、7月末に支配下契約を奪取。一軍の舞台も経験した。 昨季はファームでも打率.203と苦しんだ樋口だったが、今季はここまで二軍戦79試合に出場し、打率.275、1本塁打、19盗塁をマークしている。 一方で、一軍ではわずか6試合出場にとどまっている。ファームで走攻守にさらなるアピールを見せ、シーズン最終盤での一軍再昇格を狙いたい。
ベースボールチャンネル編集部