ANA、国際線旅客60万人超え2カ月連続 利用率76.0%=4月実績
ANAホールディングス(9202)傘下の全日本空輸(ANA/NH)の2024年4月利用実績によると、国際線は旅客数が前年同月比17.4%増の61万8277人で、2カ月連続で60万人を上回った。ロードファクター(座席利用率、L/F)は0.7ポイント低下し76.0%だった。 方面別では、L/Fが最も高かったのは欧州方面の85.4%(前年同月比3.9ポイント上昇)で、低かったのは北米方面/ホノルルの72.4%(6.8ポイント低下)だった。 一方、国内線は旅客数が前年同月比1.9%減の271万318人、搭乗率は0.6ポイント上昇し66.8%となった。このうち、羽田発着の幹線4路線の搭乗率は、那覇線の71.6%(2.3ポイント低下)が最も高く、最低値は札幌(新千歳)線の62.2%(4.5ポイント上昇)だった。
Yusuke KOHASE