【速報】民間ロケット「カイロス」2号機 今年12月打ち上げ目標 初号機の失敗は”第1段の推力不足” 和歌山・串本
宇宙ベンチャー企業・スペースワンは、今年3月、和歌山県串本町での民間ロケット「カイロス」初号機の打ち上げ失敗の原因を発表しました。また、2号機の打ち上げは今年12月を目標に準備をすすめるということです。 今年3月、国内初の民間ロケット「カイロス」初号機は打ち上げに失敗。発射台付近や山林などが、あわせて約980平方メートル焼けました。これについて、宇宙ベンチャー企業・スペースワンの遠藤守取締役は25日、串本町で開催されたシンポジウムで、第1段ロケットの推力が不足し、予想よりも速度が遅かったことで、ロケット自身が異常を感知し、自ら爆発する安全装置が作動したことが原因だと明らかにしました。これは設定を厳しくしていたためだということで、安全システムを見直すことで2号機の打ち上げは可能と判断していてます。カイロス2号機は今年12月打ち上げを目標に準備を進めるということです。