男児の性器を引っ張りけが「関与できるのは女性保育士以外認められない」 検察審査会は『不起訴不当』と議決
熊本放送
園児にけがをさせたとして書類送検された女性保育士について、検察審査会は、熊本地方検察庁の「不起訴」の判断を不当と議決しました。 【写真を見る】男児の性器を引っ張りけが「関与できるのは女性保育士以外認められない」 検察審査会は『不起訴不当』と議決 この事件は2022年、熊本県合志市内の保育園に勤める50代の女性保育士が、当時4歳の男の子を着替えさせる際、性器を引っ張りけがをさせたとして書類送検され、熊本地検が今年2月に不起訴処分としていたものです。 男の子の両親が、3月に処分を不服として検察審査会に審査を申し立てていました。 検察審査会によりますと検察は「園から帰った後にけがをした可能性を否定できない」としていましたが、検察審査会は「けがは人為的なもので、関与できるのは女性保育士以外に認めることはできない」と指摘しています。 不起訴不当を受け熊本地検は、「必要な捜査を遂げた上、適切に処分する」とコメントしています。 一方、男の子の母親はRKKの取材に対し「納得がいく判断がでるのを待ちたい」と話しました。
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