副大統領候補のウォルズ氏が指名受諾演説、米民主党大会3日目
Andrea Shalal Stephanie Kelly [シカゴ 21日 ロイター] - 米民主党の全国大会3日目となる21日、副大統領候補のウォルズ・ミネソタ州知事(60)が指名受諾演説を行った。11月の選挙で大統領候補のハリス副大統領と共に共和党候補のトランプ前大統領に勝利すると誓った。 ウォルズ氏は、米国は子どもが飢えることのない場所であるべきだと主張。医療と住宅は基本的な人権だとしたほか、中絶の権利と同性婚に対する共和党の攻撃に反論した。 トランプ氏によって自由が危機にさらされていると民主党が主張する中、ウォルズ氏は自由を守ると演説。トランプ氏の再選は富裕層と過激派以外にはためにならないと語った。 先に登壇したビル・クリントン元大統領や人気司会者オプラ・ウィンフリー氏は、トランプ氏の返り咲きを阻止し、ハリス氏を次期大統領に選ぶよう有権者に呼びかけた。 クリントン氏は「次に(トランプ氏の)話を聞くときは、うその数を数えるのではなく、『私』と発言した数を数えてほしい」と発言。トランプ氏は自分のことばかり考えており、ハリス氏は国のことを考えていると違いを訴えた。 このほか、トランプ氏を支持しない一部の共和党員も大会に参加し、ハリス氏への投票を呼びかけた。 ※写真を追加しました。