親世代、祖父母世代が《勤めてほしい》と考える企業トップ100が発表! 公務員が根強い人気「安定」「人並み」を重視
子・孫に勤めてほしいと思う企業は?
「リスクモンスター」(東京都中央区)が、5月5日のこどもの日に合わせて、第12回となる「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」の調査結果を発表しました。調査は、2024年3月、父母・祖父母800人を対象に、インターネット上で行われました。 【1~100位】これが、《子・孫に勤めてほしい企業》TOP100です!(画像8枚) それによると、「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」調査のランキング1位は「国家公務員」(16%)となりました。次いで2位「地方公務員」(13.3%)、3位「トヨタ自動車」(10.8%)、4位「任天堂」(6.9%)、5位「パナソニック」(5.4%)、6位「アップル(Apple)」(5.3%)、7位「三菱商事」(4.8%)、8位「伊藤忠商事」(4.4%)、9位「ソニー」(4.1%)、10位「日本航空(JAL)」(3.9%)と続きました。 トップ20にランクインした業種は、製造業が10社、次いで、総合商社3社でした。前回の調査結果と比較したところ、1位「国家公務員」、2位「地方公務員」の順位は入れ替わっているものの、引き続き公務員人気の根強さがうかがえます。また、3位の「トヨタ自動車」は、初回調査から民間企業における1位を維持しています。 ランキングが大きく変動した企業としては、ランクアップでは「オリエンタルランド」(前回58位→16位)、「アマゾン」(前回40位→19位)、「カルビー」(前回58位→19位)、ランクダウンでは「NTTドコモ」(前回8位→30位)、「NTTデータ」(前回19位→36位)、「キヤノン」(前回19位→51位)が目立っています。 また、子・孫別に勤めてほしい企業について集計したところ、子・孫ともに公務員がトップ2となり、トップ20のうち9社が共通してランクインする中、子に勤めてほしい企業においては、「任天堂」が「トヨタ自動車」を抜いて3位に浮上したほか、「オリエンタルランド」、「タカラトミー」など、子どもが好きな製品・サービスを扱う企業や、「アップル(Apple)」、「グーグル(Google)」、「アマゾン」などのグローバル企業が上位にランクインしました。一方で、孫に勤めてほしい企業では、「日本航空(JAL)」、「全日本空輸(ANA)」、「東日本旅客鉄道(JR東日本)」、「東海旅客鉄道(JR東海)」の航空・鉄道会社4社が上位にランクインするなど、子と孫とで傾向にやや違いがみられました。 子・孫に勤めてほしい企業において、稼いでほしいと考える最低年収を調査したところ、「年収は気にしない」(29.1%)が約3割を占め、最も多い回答となり、以下2位「500万円以上」(同 16.4%)、3位「600万円以上」(15.4%)と続きました。
LASISA編集部