賃上げ継続や「第3号被保険者制度」 廃止求める方向性を確認 連合と経済同友会
来年の春闘を前に連合と経済同友会の幹部が懇談し、継続的な賃金上昇や「第3号被保険者制度」の廃止について、方向性が一致することを確認しました。 芳野友子 連合会長 「今年33年ぶりの高水準の賃上げが実現できたという中で、やはり実質賃金が上がっていませんので、これをやはり継続していくという点で合意、合意というか共有化できたというふうに思います」 連合と経済同友会の懇談ではまた、会社員の配偶者らが一定の年収までは保険料を支払わずに基礎年金を受け取れる「第3号被保険者制度」について、廃止を求めていくことも確認しました。 新浪剛史 経済同友会代表幹事 「現役世代の負担の高まりを抑え、かつ多様な働き方の就労意欲を妨げることなく将来の生活の安心に備える年金制度の構築は、待ったなしだと思います。特に女性の皆さん、若者の皆さんの就労意欲を弱めるような第3号被保険者制度の廃止については、連合の皆さんと同友会、我々の意見が一致していることを本日確認をさせていただきました」
テレビ朝日報道局