スーチー氏「自分は元気」と手紙 政変後初、英国在住の次男に
【ヤンゴン共同】ミャンマーの民主派指導者で軍事政権の刑務所に収監中のアウンサンスーチー氏(78)の手紙を、英国在住の次男キム・エアリスさんが1月中旬に受け取ったことが1日分かった。米政府系のラジオ自由アジア(RFA)が伝えた。エアリスさんは「家族に向けて、自分は元気だと伝える内容」だと語った。 スーチー氏の手紙が家族に届くのは、2021年2月1日のクーデター後初めてという。手紙はスーチー氏の自筆で、英外務省を通じて手紙のコピーがメールで届いた。軍政が発信を許可したとみられる。 エアリスさんはスーチー氏との面会を軍政に求めているが、反応はない。