エンジェルスの新人左腕アルデゲーリが初勝利「イタリア生まれの投手がMLBで白星を挙げたのは、1949年以来の記録」MLB公式が注目
現地9月6日、ロサンゼルス・エンジェルスが敵地でテキサス・レンジャーズと対戦し、5対1で勝利した。 【動画】22歳の新人左腕アルデゲーリの投球をチェック! 勝ち投手となったのは、22歳のイタリア人新人左腕サムエル・アルデゲーリだ。6回90球を投げて、奪三振7、被安打3、1失点。MLB2度目の先発で結果を残して見せた。 『MLB.com』は、「アルデゲーリがMLB初勝利。イタリア生まれの投手がMLBで白星を挙げたのは、1949年以来」と伝えた。アルデゲーリの前にMLBで勝利を挙げたのは、49年にシカゴ・ホワイトソックスで投げていたマリーノ・ピエレッティだ。 「わずか2か月前まで、マイナーリーグのハイA(トリプルA、ダブルAに次ぐカテゴリー)より上のレベルで投げたことがなかったアルデゲーリは、いまや49年以来、MLBの試合で勝ち星を挙げたイタリア生まれの投手となった」 スタットキャストによるとアルデゲーリのフォーシームは最速94.4マイル(約151.9キロ)。チェンジアップとカーブ、スライダーを織り交ぜて、レンジャーズ打線相手に1失点で投げ切った。 アルデゲーリはイタリア北東部ヴェネト州のヴェローナ出身で、イタリア野球のパルマでプレー。19年に海外FAとしてフィラデルフィア・フィリーズと契約し、24年7月27日に守護神カルロス・エステベスとの1対2の交換トレード(アルデゲーリとジョージ・クラッセン)でエンジェルスに移籍。登板2試合目で初勝利を挙げた。 構成●THE DIGEST編集部
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