FC東京がルヴァン杯POラウンドへ! 森重の先制弾も鳥栖に追いつかれ…延長戦の末にPK接戦を制す
[5.22 ルヴァン杯1stラウンド3回戦 鳥栖 1-1(PK4-5)FC東京 駅スタ] 【写真】お相手がJ1選手だったと話題に…元アイドルの女優が2ショットで結婚報告 ルヴァンカップは22日に1stラウンド3回戦を行った。サガン鳥栖とFC東京の対戦は、1-1の末に延長戦でも決着つかず。FC東京がPK戦を5-4で制し、プレーオフラウンドに進出した。 前半は両者決定機を作る。前半7分、鳥栖はFW長沼洋一が中盤からミドルを放つが、GK野澤大志ブランドンにセーブされる。一方、FC東京は同19分にFW俵積田晃太がドリブル突破。PA左の深い位置まで入り込んで折り返すと、FW仲川輝人が合わせるも、ゴール上に大きく外れていった。 鳥栖は前半26分、MF日野翔太がFWヴィニシウス・アラウージョとの連係からPA内に進入。しかしシュートは阻まれる。同37分、FC東京はDF白井康介が敵陣近くの右サイドからクロスを上げ、ファーサイドの俵積田がダイレクト。だが、シュートはわずかにゴール左に逸れていった。 前半はスコアレスで折り返すと、ハーフタイムで両者交代カードを切る。鳥栖はDFキム・テヒョンとMF手塚康平を投入。FC東京はFW荒木遼太郎が入った。 後半11分、試合の均衡が崩れる。FC東京は右CKでMF原川力が右足キック。ニアサイドに詰めた森重が合わせ、ゴールに流し込んだ。 追いかける鳥栖はFWマルセロ・ヒアン、FW横山歩夢の投入で攻勢を強める。FC東京はMF遠藤渓太とMF安斎颯馬を出場させた。 後半アディショナルタイム1分過ぎ、鳥栖が粘りの同点ゴールを決める。中盤で長沼がボールを収めると、すかさず最前線に浮き球のパスを送る。反応したヒアンが飛び出したGK野澤をかわし、無人のゴールに流し込んだ。 試合は1-1のまま延長戦へ。同点に追いついて勢いに乗りたい鳥栖だったが、延長前半7分にキム・テヒョンが2度目の警告で退場処分。残り時間を数的不利の状態で戦うことになった。 延長前後半でも決着はつかず、PK戦に突入。FC東京は鳥栖の5人目をGK野澤が好セーブで止め切る。PK戦を5-4で制した。