快適性とレースモデル並みの走行性能!? いいとこ取りの純国産コンフォートロードバイク
コンフォートモデルに、レースバイクの技術を投入
ブリヂストンサイクルが展開するスポーツバイクブランド「ANCHOR(アンカー)」に、新型ロードバイク「ANCHOR RE8(アール・イー・エイト)」が登場しました。レース向けモデルとなる「RP」シリーズの開発で培った「速く走る技術」の知見を落とし込み、ゼロから設計した新型コンフォートロードです。「RE8」の「E」は、走れるエリア、道が拡がっていくという想いを込めた「EXTEND」に由来します。 【画像】BRIDGESTONE「ANCHOR RE8」を画像で見る(6枚)
これまでポジションの自由度やタイヤのクリアランスに主眼が置かれていたコンフォート/エンデュランスカテゴリーをさらに進化させるため、ロードバイクに求められる空力・剛性・重量の3大要素を高次元でバランスさせることで「コンフォートモデルの特性」と「レースモデル並みの走行性能」を両立し、「快適なのに、速く進む走り」が実現しました。 レース向けモデルの「RP」シリーズと同様に、解析によって導き出したカムテール形状とドロップドシートステーを採用したことで、フレーム後部の空力性能が向上し、レースモデルに匹敵する空力性能を備えています。従来モデルの「RL8D」に対し、バイクの空気抵抗は15%も減少、これは時速30km走行時に3.9Wの節約に相当します。 バイクの推進力と快適性に、重要な役割を担うチェーンステーは左右非対称のデザインを採用しています。これは剛性バランスとタイヤクリアランスを両立するためであり、ホビーライドを想定し「RP8」に対し約85%に剛性を抑えつつも、走行フィーリングを司る剛性バランスは「RP」シリーズを踏襲しており、コンフォートモデルながら、レースモデルに匹敵する走行性能を確保しています。 真円シートポストを採用したことで、シートポスト上端のしなりやすさ(変形量)は「RP8」比で330%アップしており、快適性に寄与しています。
「RE8」は、剛性と快適性を両立したことで「快適なのに、速く進む」という理想的な乗り味を実現しています。 ■BRIDGESTONE「ANCHOR RE8」ラインナップ/価格(消費税10%込み) ULTEGRA MODEL/93万5000円(シマノ・アルテグラ完成車) 105 Di2 MODEL/48万9000円(シマノ・105Di2完成車) 105 MODEL/37万9000円(シマノ・105完成車) FRAMESET/32万円(フレームセット)
AKIKO YAMAMOTO