ホンダ車はアフリカでも作られる! アフリカ2拠点目となるホンダの生産工場、ガーナで始動!
ホンダのガーナにおける四輪車生産現地法人であるホンダマニュファクチュアリングガーナ・リミテッド(以下HMG)は、現地時間の2024年3月7日(木)に、テマにある工場において、生産開始の記念式典を開催した。式典には地元政府関係者や報道関係者のほか、ホンダからは執行職 欧州・アフリカ中東統括部長の奥田克久氏らが出席した。
「人口が拡大するガーナにおいて、『自由で楽しい移動の喜び』『生活が変わる・豊かになる喜び』を一人でも多くのお客様に提供することで、西アフリカでの事業成長へ繋げていきます」(欧州・アフリカ中東統括部長・奥田氏)
HMGは、アフリカでナイジェリアに続く2拠点目となるホンダの四輪車生産工場。2023年12月に小型SUV『HR-V(エイチアールブイ)』の生産を開始し、現在の年間生産能力は500台だ。 https://youtu.be/X4zvUOVQF0A?list=TLGG2w-SUT55MfMwODAzMjAyNA ホンダは西アフリカを成長市場と位置付けており、ナイジェリア、ガーナ、ベナンおよびコートジボワールの4カ国で四輪車ビジネスを展開している。ナイジェリアでは2013年に四輪事業の現地法人を設立し、2015年に四輪車の生産を開始した。そしてガーナでは、1997年からディストリビューターを通じて四輪車の販売を行ない、2019年には現地事務所を設立、地域に根付いたビジネスを展開してきた。今回、ナイジェリアでの四輪車生産で培った経験とノウハウを生かし、ガーナの顧客向けに現地生産を行なう。 奥田氏はこのようにコメントしている。 「アフリカで2拠点目となるホンダの四輪車生産工場が稼働したこと、そして生産開始式典を無事に執り行なえたことを、大変うれしく思います。まだ少量生産ではありますが、現地法人を設立しホンダ自らが生産を行ないます。人口が拡大するガーナにおいて、“自由で楽しい移動の喜び”、“生活が変わる・豊かになる喜び”を一人でも多くのお客様に提供することで、西アフリカでの事業成長へ繋げていきます」 ●HMG(ホンダマニュファクチュアリングガーナ・リミテッド)概要 ・設立:2022年9月 ・資本金:3000万セディ(約3億5000万円) ・出資比率:本田技研工業株式会社100% ・代表者:中島隆志(なかじまたかし)社長 ・所在地:ガーナ共和国テマ市 ・事業内容:四輪車の製造、四輪完成車の輸入・卸販売 ・生産機種:HR-V ・生産能力:500台/年
MotorFan編集部