ワインの造り手の思いを飲み手に 学芸大学の角打ち『wineshop lulu』は約800本を揃え、客を迎える
全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・学芸大学の角打ち店『wineshop lulu』です。 【画像】約800本は壮観!ワインセラーに入ってボトルを選べる
物語のあるナチュラルワインと出合える一軒
にぎやかな学芸大学の駅前から店のある静かな通りに出ると、開け放たれた扉が"誰でもウェルカム"なムードを醸し出している。セラーは奥に配置され店内はワインバーのような落ちついた佇まい。カウンターに立つのはワインを愛してやまない店主の江本さん。 ワイン商社やインポーター、ワイナリーで働いた経験もあり、暇さえあれば海外のワイナリーを訪ね歩いたというツワモノである。インポーターになろうと考えた時期もあったそうだが、「ワインに込められた造り手の想いを直接飲み手に伝えたくて」今のスタイルに。 グラスワイン1000円~ 扱うのはナチュラルワイン、これまでに出会った生産者や自分が飲んでおいしいと思うものを中心に揃えているという。前職を辞めてから1か月半ほどヨーロッパのワイナリーを回ったそうで、その旅の話も興味深い。「実際に見たことや感じたことを伝えられたら」と江本さん。初めて飲むワインでもその物語を知ればより親しみやすくなる。そんなワインとの出会いがここにはある。
学芸大学『wineshoplulu』
[住所]東京都目黒区鷹番3-18-3ヒルズK1階 [電話]非掲載 [営業時間]15時~22時、日12時~18時 [休日]月 [交通]東急東横線学芸大学駅から徒歩3分 おとなの週末2024年9月号は「カレー特集」 撮影/貝塚隆、取材/岡本ジュン ※2024年6月号発売時点の情報です。