小3の子どもがいます。ママ友に「お金の教育してる?」と聞かれましたが、していないので焦っています。何から学ぶのが良いでしょうか?
将来、子どもがお金で困らないように、早いうちからお金の教育を進めておきたいと考えている親は多いでしょう。本記事では、子どものころからお金の教育を進めるメリットや具体的に何をしたらよいかを解説します。
お金の教育を早いうちから始めるメリット
まずは、早いうちから子どもにお金の教育をする主なメリット3点を紹介します。 ■子どもが自立した生活を送れるようになる 現代社会で生きていくためには、お金と一生付き合っていかなければなりません。そのため、収入として得たお金で暮らしをやりくりしていく力や、欲しいものを購入するために計画的にお金を貯めていく力などを早いうちに身につけておくことが大切です。 子どもが将来不自由なく安定した暮らしを送るためには、お金を適切に管理するスキルが欠かせません。子どもが将来自立した生活を送れるよう、小さいころから自分でお金を管理する環境を作りましょう。 ■将来の選択肢が増える 子どものころからお金の教育を行い、お金の管理を自分でできるようになると、将来の選択肢が増えるメリットがあります。お金は、簡単にいうとさまざまなものやサービスと交換できるアイテムで、自分を成長させるための学びにも利用できます。 小さいころから自分でお金を管理し、お金の大切さを学んでいれば、将来お金のために働くのではなく、自分のやりたいことを実現するためのアイテムとしてお金が必要であると理解できるようになります。そのうえで、自分をスキルアップさせるために必要となるお金の使い方も身についていくでしょう。 ■お金に対する漠然とした不安を取り除く お金の知識がまったくない子どものころからお金の教育を始めることで、お金に対する知識不足からくる漠然とした不安を取り除くことが可能です。 将来、自分で生きていくためにはお金が必要であるにもかかわらず、お金の教育を十分に受けていないと、お金との適切なかかわり方が分からなくなってしまうでしょう。お金が必要なことは理解しても、付き合い方が分からない状態であれば、お金への漠然とした不安を生んでしまうと考えられます。