「ドイツ時代とは異なるポジションを担っている」ラツィオ元SDが苦しむ鎌田大地に見解「別々の道を歩む必要もあるだろう」
「彼に落ち着く時間を与えることだ」
昨季までラツィオのスポーツディレクター(SD)を務めていたイグリ・ターレ氏が、日本代表MF鎌田大地についてコメントした。現地12月22日、クラブ専門メディア『LA LAZIO SIAMO NOI』が伝えた。 【動画】ラツィオの追加点に貢献した鎌田の動き 今季にフランクフルトから加入した鎌田は、ここまでリーグ戦で14試合に出場も、先発はわずか6試合。レギュラーを掴めておらず、22日に行なわれたセリエA第17節のエンポリ戦に途中出場したが、目に見える結果を残せなかった。 ターレ氏は苦しむ鎌田について「私が思うに、彼はフランクフルトで上手くやっていた時のようなプレーができていない」とし、次のように擁護した。 「ドイツ時代と今では、異なるポジションを担っている。クラブと監督がしなければならないのは、彼に落ち着く時間を与えることだ」 さらに「それが不可能ならば、別々の道を歩む必要もあるだろう」と、自身の見解を示している。元SDの発言は、鎌田の現状を好転させるきっかけとなるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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