【MLB】パドレスが接戦を制してレイズ3連戦に勝ち越し 9回表ボガーツが決勝犠飛 松井裕樹は登板なし
【パドレス4-3レイズ】@トロピカーナ・フィールド
日本時間9月2日、パドレスは敵地トロピカーナ・フィールドでのレイズ3連戦の最終戦を迎え、9回表に1点を勝ち越して4対3で勝利。3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、貯金を17とした。パドレス4番手のタナー・スコットが9勝目(5敗)、5番手のロベルト・スアレスが30セーブ目をマークし、レイズ5番手のマニュエル・ロドリゲスは4敗目(3勝)。なお、パドレスの松井裕樹は3試合連続で登板がなく、今回の3連戦では1度も登板しなかった。 【動画】パドレスのディラン・シースがリーグ一番乗りで200奪三振に到達する パドレス先発のディラン・シースは初回に1つ、2回裏に2つの三振を奪い、リーグ一番乗りで今季200奪三振に到達。パドレスはシースが無失点ピッチングを続けるなか、4回表にジャクソン・メリルの21号2ランとジュリクソン・プロファーの犠飛で3点を先制した。ところが、シースは6回裏に2つの四球とブランドン・ラウのヒットで無死満塁のピンチを招いて降板。2番手のジェイソン・アダムが押し出し死球や暴投で3点を失い、同点に追いつかれた。しかし、9回表無死1・3塁からザンダー・ボガーツの犠飛で勝ち越しに成功。守護神スアレスが1点のリードを守り、レイズ3連戦に勝ち越した。 パドレスはこの試合が終了した時点でナ・リーグ西地区の2位につけており、首位ドジャースと5.5ゲーム差(3位ダイヤモンドバックスとは0.5ゲーム差)。ワイルドカード争いでは首位に立っており、2年ぶりのプレーオフ進出は濃厚だが、18年ぶりの地区優勝は厳しい状況となっている。ドジャースとの直接対決はあと3試合(9月24~26日)残っており、そこまでにゲーム差を詰められれば面白い展開となるが、怒涛の快進撃を見せた7月下旬~8月上旬の勢いを取り戻すことはできるだろうか。