セルフフォトスタジオ＆カフェ「RELFIE」でモデル撮影するスタッフ

　セルフフォトスタジオ＆カフェ「RELFIE（リルフィー）」（熱海市田原本町）が10月17日、熱海駅前の商業施設「熱海第一ビル」1階にグランドオープンした。（熱海経済新聞） 【写真】女子校をイメージしたというカフェスペース（関連画像4枚） 　東京で不動産業を手がける「アドリード」（東京都渋谷区）が自社物件でオープンする同店。観光の合間に気軽に自撮りを楽しんでもらおうと、撮影機材を備えたセルフフォトスタジオをカフェに併設した。店舗責任者の石山美枝子さんは「熱海駅前は観光客が多いが、休める場所が意外と少ないと感じた。座れる場所があり、さらに体験型スポットとして、韓国や東京でも流行しているセルフフォトスタジオを併設したカフェを熱海でできればいいと思った」と話す。 　店舗面積は107平方メートル。カフェの席数は、カウンター7席、テーブル20席。各所に充電用の電源を配備。黒板や木の机、椅子など、学校をイメージした設備と内装にこだわり、「女子校のようなかわいいイメージにした」と石山さん。 　カフェスペースの奥には、フォトスタジオと更衣室を、それぞれ2部屋備える。スタジオは各部屋でテーマの異なる背景や小道具を用意。1部屋は和風をテーマに、もう1部屋は証明写真の撮影にも使えるようシンプルなしつらえにしたという。撮影機材は、プロカメラマンが使うような機材を導入した。 　撮影料金は、セルフフォト30分（3,300円。最大2人まで。1人追加ごとに1,100円。最大5人まで）、同60分（1万1,000円。最大5人まで）、証明写真15分（1,100円）など。全プラン、カラーは300円追加。撮影した写真はデータで受け渡す。更衣室の利用と小物の貸し出しは無料。 　カフェのメニューは、「静岡県産ゆずジェラート」（S 500円、W 850円）、タイのフルーツを使った「トンディーアイス」（各種700円）など。コーヒーやジュースのほか、静岡のクラフトビール「蒲原エール」「蒲原エイジー」（800円）なども用意する。 　石山さんは「家族旅行などで利用してもらえるような熱海観光の定番スポットになれば。写真シールのような手軽さがありながら、本格的な写真を撮れる体験を提供したい」と話す。「駅前でも人が少ない第一ビルにも足を運んでもらうきっかけになるような店になれれば」とも。 　営業時間は10時～18時。フォトスタジオは予約制（空き状況によっては当日利用も可能）。カフェのみの利用も可能。