エンソ&ムドリクの五輪行きなし…チェルシーがブロック
チェルシーがアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスとウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクのオリンピック出場をブロックしたようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。 来季からエンツォ・マレスカ監督のもと、再スタートのチェルシー。5年契約で誕生したマレスカ政権は夏のプレシーズンから本格始動となるが、この夏はコパ・アメリカ2024にユーロ2024、そしてフランス・オリンピックと重なる。 チェルシーではコパ・アメリカ参戦のエンソ・フェルナンデスとユーロ出場のムドリクにそれぞれオリンピックにも出る可能性があったが、チームとしてケガ続出に苦しんだ今季の二の舞も避けたく、正式に阻止したという。 マレスカ監督も万全の状態で来季に挑みたいとの思いもあり、上記2選手のオリンピック行きを拒否したチェルシーだが、母国フランスでの自国開催となるブノワ・バディアシルとマロ・グストも参加を認めない模様だ。 ちなみに、アレハンドロ・ガルナチョを擁するマンチェスター・ユナイテッドらの他クラブにもチェルシーと同じ動きが見込まれるとも。エンソ・フェルナンデスは2つの大会に出る意思があったが、クラブの決定に理解を示すようだ。 国際サッカー連盟(FIFA)の管轄でもないため、他の国際大会と違って、クラブに派遣義務なしのオリンピックは7月24日の開幕で、決勝は8月9日。プレミアリーグの開幕は8月17日が予定される。
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