市中心部の災害対応拠点 大津市中消防署の新庁舎が完成
びわ湖放送
大津市中心部の災害対応拠点でもありながら、老朽化が問題となり、建て替えが急務となっていた大津市中消防署が53年ぶりに新たな庁舎へと変わり、22日、竣工式が行われました。 22日、新庁舎で行われた式典には、大津市の佐藤健司市長や関係者ら、約100人が参加しました。 大津市中消防署は、これまで大津市役所本庁舎の別館にありましたが、今回、大津市皇子が丘3丁目のボートレースびわこの駐車場だった場所に移転・新築されました。 新たに建設された庁舎は、3階建ての延べ床面積、約2670平方メートルで、これまでの建物よりも広くなりました。 またこれまでは、訓練施設はありませんでしたが、高さ約10メートルの山岳救助訓練を行う場所や放水活動の訓練を行う壁などが設けられました。 さらに、建物火災が発生した時の初期消火活動訓練を行う模擬家屋や水害の威力を感じてもらうための設備なども導入され、災害対応力向上のため、市民も利用することができるということです。 大津市中消防署の新庁舎は、12月1日から運用が始まります。
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