東京証券取引所・プライム市場の株価騰落率「トップ3」と「ワースト3」…値上がり率1位の銘柄が〈ストップ高〉まで買われた理由【昨日の株価】
東証プライム市場に上場している個別株式について、2024年8月27日(火)の騰落率ランキングをお伝えします。 【画像】「30年間、毎月1ドルずつ」積み立て投資をすると…
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:FIG〈4392〉……前日比+80円(+28.27%)/終値363円 【売買材料】 同社は、物流、タクシー業等向け無線・管理システムのほか、半導体・自動車関連製造装置、搬送ロボを製販する企業。8月26日(月)取引終了後、グループ会社「REALIZE」が開発した搬送ロボットについて、日の丸半導体新会社として業界で高い注目を浴びるラピダスの半導体工場への導入が決まったと発表。これが材料視されて投資資金が集中。ストップ高となった。 2位:東邦亜鉛〈5707〉……終値:前日比+115円(+12.16%)/終値1,061円 【売買材料】 当日は特段個別の売買材料見当たらず。亜鉛・鉛・銀の製錬を中心とする日本の非鉄金属メーカー。鉛は国内トップ、亜鉛、銀もトップクラスのシェア。一部では亜鉛イオン電池用の正極材料を日米の大学が開発したことで、亜鉛需要が高まるとの見方も。 3位:大分銀行〈8392〉……前日比+350円(+11.49%)/終値3,395円 【売買材料】 8月26日(月)取引終了後、取得総数25万株、取得総額6億円を上限とする自社株買いの実施を発表し、これが好感された模様。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:I-ne〈4933〉……前日比-103円(-5.23%)/終値1,865円 【売買材料】 当日は特段個別の売買材料見当たらず。同社は化粧品、美容家電等の美容関連商品や販売店の企画開発、運営、製造及び販売を手掛けており、ヘアケア『YOLU』『ボタニスト』、美容家電『サロニア』が主力商品。内需株の同銘柄は前日に円高進行の恩恵を受けて株価上昇していたものの、本日円安に振れたことで大幅反落した模様。 2位:霞ヶ関キャピタル〈3498〉……前日比-770円(-5.00%)/終値14,640円 【売買材料】 当日は特段個別の売買材料見当たらず。 3位:レーザーテック〈6920〉……前日比-1,245円(-4.32%)/終値27,580円 【売買材料】 当日は特段個別の売買材料見当たらず。
THE GOLD ONLINE編集部(株式投資取材班)