あんこの小豆などは地元産 餅つき大会で住民ら交流 三重・松阪の殿村町
三重県松阪市の殿村町自治会(堀之内武会長、34戸)と殿村環境保全組合(髙橋伸男組合長)は22日午前9時半から、同町の殿村町公会堂で、餅つき大会を開いた。地元産のもち米約15キロをつき、住民たちがきな粉やあんこを付けて、つきたて餅を頬張った。 住民同士の触れ合いの場が少なくなる中、コミュニケーションを図る機会にしようと2022(令和4)年に初めて開いた。 3回目となったこの日は大人や子供約100人が参加。臼ときねを使った餅つきでは、つき手と返し手があうんの呼吸で軽快につきあげ、子供たちも挑戦していた。 つきあがったもちは丸めて、あんこと大根おろし、きな粉で味付けして楽しんだ。材料の小豆や大根は地元産で、同組合員は「殿村町の農地の恵みを堪能していただけたのでは」と笑顔で話した。 毎年参加しているという市立伊勢寺小学校6年の脇野聖愛さん、同小3年の令愛さん姉妹は「よいしょ、よいしょ」と周囲から声を掛けられながら、きねを振るった。