建設が進むリニア中央新幹線・岐阜県駅 工期が6年9カ月延伸 岐阜県中津川市
中津川市で建設が進むリニア中央新幹線仮称・岐阜県駅についてJR東海は23日、工期が当初の予定より6年9カ月遅れ、2031年12月まで延びると明らかにしました。 JR東海は、工期が延びた要因について駅の用地取得の手続きが長期化したことや高架橋の施工数の増加などを挙げています。 高架橋の工事では、岐阜県駅が車両基地への回送線にも対応する複雑な構造だったため当初の計画からの見直しが生じました。 工期が延びたことについて、JR東海は地元の坂本地区に対して12月20日、区長向けに説明会を開き、区長らからは「工期延伸はショック」「丁寧な説明を」といった声が上がったということです。 岐阜県駅の工事計画では当初、工期が2025年3月までとなっていました。