ビジャレアル司令塔パレホ、ヴィニシウスに苦言を呈する「彼は振る舞いには間違いもある。プレーだけに集中すべきだ」| ラ・リーガ
ビジャレアルの司令塔MFダニ・パレホが、レアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオールのピッチ上での態度や振る舞いに苦言を呈している。 27日にビジャレアルとの契約を2026年まで延長したスペインを代表するゲームメーカー、パレホ。同日夜にスペイン『カデナ・セール』とのインタビューに応じたレアル・マドリードの下部組織出身選手は、ヴィニシウスについての質問にも応じている。 人種差別との闘いで注目を集めるヴィニシウスだが、彼のピッチ上での態度や振る舞いには目に余るものがあるとも指摘され、スペイン国内では賛否両論の存在となっている。26日の国際親善試合スペイン対ブラジル(3-3)は差別に反対するため、“ミスマ・ピエル(同じ肌)”をスローガンとして開催されたが、ヴィニシウスが相手選手に肘打ちや挑発行為をしていたことも話題になった。 そんなヴィニシウスについてどう考えているかを問われたパレホは、非常に素晴らしい選手であるからこそ、周囲の“雑音”などを気に留めることなく、プレーだけに集中する必要があると説いている。 「彼は並外れた凄まじい選手だと思う。ただ世界最高のチームの重要な選手が、誰からも愛情を示されることはあり得ないんじゃないかな。選手たちはプレーだけに集中すべきだ。試合中には衝突があるものだけど、彼はそのすべてに首を突っ込もうとしてしまう。そこは学んでいかなければいけないと思う」 「レアル・マドリードのようなチームでプレーしていれば、どんな試合でも特別な雰囲気が生じることになる。相手選手たちとやり合ったり人々からムカっとさせられることを言われたりね。僕もアウェーのピッチでは酔っ払いとかありとあらゆることを言われるけれど、それに反応したり何かしらの振る舞いを見せたりはしない。そういうのは余計なことだ」 「フットボーラーはそうした状況を乗り越えてプレーしなくてはならない。彼は一定の振る舞いについて、間違いを犯しているよ」