鈴木愛美(p)と金川真弓(vn)、2人の国際音楽コンクール優勝者による共演動画が公開
11月に開催された「第12回浜松国際ピアノコンクール」で日本人としてはじめて優勝した鈴木愛美(p)と、9月にルーマニアのブカレストで開催されたジョルジュ・エネスク国際コンクールで優勝した金川真弓(vn)。今年、国際音楽コンクールを制した注目の2人によるコラボレーション動画「神回!国際コンクールW優勝者の超レア曲共演!!」がソニー音楽財団公式YouTubeチャンネルにて公開されました。この動画は全2回で、第2回は12月20日(金)20:00に公開される予定です。 今回の共演で2人が選んだのは、およそ100年前にフランスで活躍した女性作曲家マリー・クレメンス・ド・グランヴァルとリリー・ブーランジェの作品。公開中の第1回ではグランヴァル作曲の「ボヘミエンヌ」、来週公開の第2回ではブーランジェ作曲の「ノクターン」がそれぞれ披露されます。グランヴァルとブーランジェはともにメジャーとは言えない作曲家ですが、歴史に埋もれた2人の女性作曲家の楽曲を、100年の時を経て今をときめくアーティストが取り上げ、新たな発見と驚きを提供する動画に仕上がっています。 ソニー音楽財団と全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)はさまざまな分野で協働し、クラシック音楽の魅力を発信する試みを続けています。そしてソニー音楽財団は、公式YouTubeチャンネル「こどものためのクラシック」にて、2025年5月に開催される「こども音楽フェスティバル 2025」に向け、さまざまなアーティストとコラボレーションし、ユニークな音楽体験ができるオリジナリティあふれる動画の公開を予定しています。ソニー音楽財団と全日本ピアノ指導者協会による子どものための協働活動の趣旨に賛同する鈴木愛美と金川真弓による今回のコラボレーション動画は、鈴木愛美が2023年に「ピティナ・ピアノコンペティション」で特級グランプリを受賞したことをきっかけに実現しました。