「まさに画竜点睛を欠く。」あのイケオジが笑われている。意外と落とし穴になってるコーデの主役、ベルト選びの基本
意外と重要、ベルトの基本的なルールとは
スーツには気を遣っていてもベルトは適当に選んでいる……という方は意外に多いものです。 「それってベルト年輪ですね?」知らないと恥ずかしいベルトの基礎知識3選 しかし、座ったときなどジャケットのボタンを外す機会は多いですし、これからのクールビズの時期は特にベルトはとても目立ちます。体の中心に位置することもあって主役と言っても良いほどの存在感があるんです。 今回はビジネススタイルで大きな意味を持つベルトの基本的なルールをご紹介します。
(1)ベルトは最低でも2本持ち
ベルトは最低でも黒とダークブラウンの2本を持つようにしましょう。
ビジネスウエアを着る際には、黒または茶の靴に合わせて、それぞれ同じ色のベルトを選ぶ、というのが基本です。茶は応用範囲の広いダークブラウンを用意すれば茶の濃淡に関わらず、対応することができます。 素材感も合わせましょう。カーフにはカーフを、スエードにはスエードを、という具合に。 コーディネートに統一感を持たせるためにも、是非意識していただきたいポイントです。
(2)バックル、幅、ステッチも要チェック
ベルトを選ぶ際に意外と重要なのがバックル、幅、ステッチの3点。選び方によってはカジュアルになりすぎてしまうかも……。
バックルはピン式でシルバーカラーのシンプルなものがオススメ。時計や靴の金具に合わせてゴールドを選ぶのもありですが、基本的にはシルバーが他と合わせやすく実用的。特にこれからの暑い季節は涼しさも感じられることでしょう。 幅は3センチを目安に選びましょう。太くなればなるほどカジュアルさが強くなります。 ステッチは帯と同色のものがベスト。ステッチに帯とコントラストの強い色が使われているとスポーティーさが増し、カジュアルな印象になります。
(3)サイズを選ぶときはベルトの穴に注目
ベルトにはピンを差し込む穴が複数ありますね。ですがこれはサイズ調整のためについているわけではありません。
よく見てみるとベルトの穴は必ず奇数個になっています。実はこの穴の真ん中の穴に通した時にぴったり合うベルトがサイズの合っているベルトなんです。 ただしここで注意点が一つ。パンツの股上の深さによってベルトを締める位置は微妙に変わります。つまりはウエストのサイズが変わるのです。 パンツを買うときはベルトを、ベルトを買うときはパンツを持参し、必ず合わせて試着することをオススメします。 今回はベルトに関する基本的なルールをご紹介しました。ベルトを正しく選んで洗練されたスタイリングを目指しましょう! TEXT:FORZA STYLE