甲状腺がん・疑い、6巡目新たに5人 福島県民健康調査の検査
東京電力福島第1原発事故当時18歳以下だった県民を対象にした甲状腺検査について、福島医大は12日の県民健康調査検討委員会で甲状腺検査の6月30日現在の結果を公表した。6巡目検査では前回報告(3月31日時点)から新たに5人が「がんまたはがん疑い」と診断され、計11人となった。 6巡目は昨年4月に始まり、対象21万1901人のうち、4万5348人(21.4%)が受診した。がんの確定は出ていない。 また、5巡目の結果は【表】の通り。新たに2人が「悪性、悪性疑い」と診断され、計48人となった。
福島民友新聞