【続報】3年あまり200回以上うその残業申請、出退勤簿改ざん…県教委が男性職員(51)を懲戒免職 福島
福島県教育委員会は22日、3年あまりにわたって200回以上、うその超過勤務申請をして、超過勤務手当を約120万円だまし取っていたとして、51歳の男性主任主査を懲戒免職処分にしたと発表しました。 ▼入浴中の女性盗撮しようと…住宅の浴室窓に小型カメラ設置 中学校教諭(32)を懲戒免職 福島 懲戒免職となったのは、県相双教育事務所の高野宏樹主任主査(51)です。 県教委によりますと、高野主任主査は2023年4月から24年8月にかけて、実際の退庁時間よりも遅い時間でうその超過勤務申請を160回行うとともに、出勤退庁簿を改ざんするなどして虚偽申請を隠蔽し、計269時間分の超過勤務手当107万円あまりをだまし取りました。 高野主任主査は、21年4月から22年10月にかけても、当時所属していた県相双建設事務所でうその超過勤務申請を47回行い、計31時間分の超過勤務手当12万円あまりをだまし取ったということです。 ■県教委が会見 当初は「警備員の記録に誤り」と主張 【続報・22日午後4時半追記】 22日午後4時から行われた県教委の会見によりますと、24年8月に、警備員の持つ退庁記録と大きな齟齬があることが発覚し、虚偽申請が判明しました。 高野主任主査は当初「警備員の記録に間違いがある」と主張していましたが、その後、手当の返納の要請に応じ、11月14日に全額返納したということです。 22日はこのほか、住宅敷地内に侵入し、入浴中の女性を盗撮しようと小型カメラを設置したとして県立ふたば未来学園中学校の佐藤弘章教諭(32)も懲戒免職処分となりました。
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