ネリー・コルダが今季7勝目 勝みなみ14位でシード確保 渋野日向子は最終戦進出ならず
◇米国女子◇アニカ driven by ゲインブリッジ at ペリカン 最終日(17日)◇ペリカンGC (フロリダ州)◇6349yd(パー70) 【画像】竹田麗央が国内女子ツアー新記録 2位から出たネリー・コルダが5連続を含む6バーディ、3ボギーの「67」でプレーし、1打差を逆転する通算14アンダーで今季7勝目を飾った。ツアー通算15勝目。首痛で離脱してから約2カ月ぶりの復帰戦で改めて強さを見せつける2021、22年に続く大会3勝目で、シーズン7勝は2011年のツェン・ヤニ(台湾)以来となる。 通算11アンダーの2位に、ルーキー・オブ・ザ・イヤー争いで西郷真央を2位で追うイム・ジンヒ(韓国)、チャーリー・ハル(イングランド)、チャン・ウェイウェイ(中国)が続いた。
7位から5打差を追った勝みなみは4バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「71」で回り、通算6アンダー14位でフィニッシュ。後半10番までに3バーディを先行させた時点で首位に1打差まで迫ったが、1打目を池に入れてダブルボギーとした12番(パー3)から失速した。 勝は初優勝こそ逃したが、年間ポイントランキング80位以内を巡る来季シード争いでは80位から78位に浮上し、ルーキーイヤーから2年連続のシードを確定させた。
17位から出た畑岡奈紗は「71」で通算4アンダー25位。同順位から出た渋野日向子は「74」とスコアを落とし、通算1アンダー34位。渋野はポイントランク62位から64位に下げ、上位60人が出場できる次週のシーズン最終戦「CMEグループ ツアー選手権」への進出はならなかった。