ヴィンテージウオッチ市場で高い人気を誇る1962年に初めて宇宙に飛び立った「スピードマスター」を現代スペックでアップデート
ブレスレットは3種類のバリエーションを用意
「ファースト オメガ イン スペース」はオリジナルに搭載していたキャリバー321の最新進化形で、驚異的な精度とパフォーマンス、耐磁性を誇り、マスタークロノメータ認定を得たムーブメント、キャリバー3861を搭載。ブレスレットは、ブランドが特許を持つコンフォートリリース調整システムを備えたフラットリンクのメタルブレスレット、バックル付のブラックもしくはブラウンのレザーストラップの3種類をラインナップ。どのモデルも“LEGENDARY MOONWATCH”と題したリーフレットが入った特別仕様のボックスが付属する。ブレスレットモデルはオメガ直営ブティックで発売が始まっており、順次、正規取扱店でも取り扱い予定。レザーストラップモデルは近日発売予定となっている。 ブランドのレジェンドモデルの中でも際立った存在感を放つCK 2998をルーツとする「ファースト オメガ イン スペース」。オリジナルのアイデンティティをしっかりと引き継ぎながらも、現代の技術とアイデアで再構築した点は、さすがオメガといったところだ。さらに限定生産でないため、入手困難なヴィンテージモデルと比べて購入しやすい点も愛好家にとって大きな魅力といえるだろう。
オメガ「スピードマスター ファースト オメガ イン スペース」
Ref.310.30.40.50.06.001 121万円 スペック:手巻き(Cal.オメガ3861)、50時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース&ブレスレット。サファイアクリスタル風防(無反射加工)。直径39.7mm、厚さ13.4mm、質量133g。5気圧防水。 ※価格は記事公開時点の税込価格です。
Text/三宅裕丈