岸田首相、激甚災害指定へ対処 被害状況調査「速やかに」
岸田首相は6日、能登半島地震の激甚災害への指定について「被害の規模から見て、指定が視野に入るほど甚大な状況だ。被害状況の調査などを速やかに進め、迅速に対処したい」と述べた。官邸で記者団の質問に答えた。死者が100人となったことに関し「亡くなられた方々に改めてお悔やみを申し上げるとともに、被害の大きさを強く感じている」とも語った。 これに先立つ能登半島地震非常災害対策本部会議では、避難生活の改善を図るため被災地外の宿泊施設を自治体が借り上げ、避難所として積極的に活用するよう関係省庁に指示した。救出に時間がかかっている箇所があるとして「救助活動に全力を尽くしてほしい」と強調した。