DeNA 日本一へ5回に一挙7得点 桑原が日本S新記録の次は押し出し四球!筒香は満塁一掃の二塁打
◇SMBC日本シリーズ2024第6戦 DeNA―ソフトバンク(2024年11月3日 横浜) 【写真】<D・ソ>初回、桑原は内野安打を放つ 日本シリーズは3日、横浜スタジアムで第6戦を行い、セ・リーグ3位から勝ち上がったDeNAと、パ・リーグ王者のソフトバンクが対戦。対戦成績を3勝2敗とし、1998年以来26年ぶり3度目の日本一にあと1勝としているDeNAが2回に3点を先制。桑原将志外野手(31)が日本シリーズ新記録の5試合連続打点をマークした。 初回、先頭の桑原が三遊間へのゴロで、一塁へ、ヘッドスライディングで内野安打をもぎとる。続く梶原の打球は投前へのゴロとなったが、これを投手の有原が一塁へ悪送球。無死一、二塁から牧は空振り三振、4番のオースティンが三ゴロ併殺で先制点を逃したが、横浜スタジアムは初回から盛り上がった。 そのナインの気迫は0―0で迎えた2回につながる。この回先頭で打席に立った筒香はソフトバンク先発の有原のカウント2ボール1ストライクからの4球目の真ん中低め直球をバックスクリーン右へ運んだ。さらに2死二、三塁で、桑原は左前へ2点適時打を放った。この回計3得点で試合の主導権を握った。 桑原はさらに4回に左前打を放つと、2点差で迎えた5回1死満塁の第4打席では、ソフトバンク3番手のスチュワートから押し出し四球を選んだ。さらに梶原の中前適時打、オースティンの押し出し死球で加点。2死満塁から筒香の左中間フェンス直撃の走者一掃の二塁打、宮崎の左中間適時二塁打も飛び出し、この回一挙7得点へとつながった。 桑原は第5戦まで全試合に出場し、23打数9安打、1本塁打、6打点、打率・391。第2戦からはシリーズタイ記録となる4試合連続打点をマークしていた。