キザイア・ジョーンズ、約11年ぶりの新作フル・アルバム『Alive & Kicking - Live』を発表
アフリカ・ナイジェリア生まれのシンガー・ソングライター、キザイア・ジョーンズ(Keziah Jones)が、新作『Alive & Kicking - Live』を2025年1月24日(金)にリリース。国内仕様盤CDは、1月下旬に発売予定となっています。 1992年にアルバム・デビューしたキザイア・ジョーンズは、ブルースやファンク、アフロビートなどをミックスした“ブルーファンク”なる独自スタイルを打ち立て、故郷の英雄フェラ・クティと今日的なポップ音楽をつなぐ架け橋となり、ジャンルの垣根を超え広く人気を博してきました。2023年にはゴタン・プロジェクトのフィリップ・コーエン・ソラルとのコラボ・プロジェクトでもEP『Class Of 89』を発表し健在ぶりを示しましたが、キザイア単独でのフル・レングス作品は、2013年作『Captain Rugged』以来。 本作は、「リズム・イズ・ラヴ」や「ミリオン・マイルズ・フロム・ホーム」、「ビューティフル・エミリー」など、おなじみのヒット曲をラゴスの「Clout Africa」スタジオにてライヴ形式で再録音したものに、2曲の新曲(「メリッサ」、「レイニー・サタデイ」)と2曲のカヴァー(リック・ジェイムズ「ビロウ・ザ・ファンク」、ポリス「ひとりぼっちの夜」)を加えてアルバム化したもの。トレードマークともいえるリズミカルなギター、さらに深みを増したソウルフルな歌声、官能的な揺らぎと力強いグルーヴと、キザイア・ジョーンズを特徴づけてきた種々のエレメントが、スタジオ・ライヴというこれまでとは違った環境の中で実を結び、新しい花を咲かせています。 Photo by Penelope Caillet