コロナ感染者8週連続減 冬に向け増加注意
厚生労働省は25日、全国約5千の定点医療機関から14~20日に報告された新型コロナウイルスの新規感染者数が9165人だったと発表した。1医療機関当たり1.86人で、前週比0.78倍。8週連続の減少となった。 同省の担当者は「(流行第11波の)底に近づいている可能性がある」とした上で、冬に向けて感染者が増加に転じる恐れがあるとして注意を呼びかけている。 岩手、和歌山、愛媛以外の都道府県で減少した。1医療機関当たりの感染者数が多かったのは岩手4.05人、北海道3.78人、山梨3.12人。少なかったのは徳島0.76人、山口0.82人、長崎0.87人など。