タックル問題で日大学長が会見(全文5)番組ごとに同じ社が違う絵取りたがる
学長と理事会の関係や権限はどうなっている?
読売新聞:すいません、読売新聞の【ア***01:20:51】と申します。今回、学長さんが出て会見されているんですけれども、ガバナンスは【***テキニハ****01:20:58】されていると思うんですけれども、学長と理事会との権限といいますか、関係はどうなっているのか、教えていただけますでしょうか。 大塚:学長は一理事です。学長になったということで、理事として1番目の理事になっております。 読売新聞:分かりました。理事の処分についてなんですけれども、一般的に理事の処分を行う場合はどのような手続きになっているのでしょうか。 大塚:理事の1人でありながら細かいルールについてはまだ、そういう、裁定したことがないのでまだ申しかねますけれども、おそらく理事会審議なりなんなりしなきゃいけない。最終的に。 読売新聞:【***** 01:21:49】されてという。 大塚:そうですね。やっぱり人事の専門委員会、人事給与委員会というのがありますけれど、そういうところで審議結果を踏まえて、それが理事会に上程されて、それでの話になろうかと思います。 読売新聞:すいません、先ほどの学生の運動部を統括しているお立場だとおっしゃっていたんですけれども、今回の件で学長ご自身としてなんらかの責任を取られることはお考えありますでしょうか。 大塚:解決したあとにそういう部分が出てくれば、それは考えなきゃいけないと思いますけれども、現時点では今、このことを解決するということと、危機管理、それから先ほど言っているようにコーチングだとか、そちらを急いで整備して、今後部活動でこういうことがないようにというのを決めることが真っ先の役目かなと、今考えているところであります。 読売新聞:分かりました。ありがとうございます。 司会:ありがとうございました。次の方にお願いいたします。
内田前監督が復帰後に20人の部員が辞めた話は聞いているか?
朝日新聞:朝日新聞の【ニシヤマ 01:23:01】といいます。情報が最終責任者の学長まで、どのレベルの内容まで届いているかという趣旨でお聞きしたいのですが、内田前監督が監督に復帰して2年前に20人ほどまとまって部員がおやめになったというお話を聞いているんですが、その報告は学長のほうには届いているのでしょうか。あるいは届いていなかったとして、そういう話を、あるいは聞いているということはあったのでしょうか。 大塚:残念ながら、その内容について私は存じておりません。別な意味で申しますと、学生の学部が今まで違っていると、その学部で学生の大学というのはそのまま学部で処理されておりましたので、私のほうにはまとまった形でそういう連絡が上がるということではございません。今では全部学長のほうでそれの判定を行うような形になってきております。 朝日新聞:100人を超える部だとはいっても、20人ほどまとまっておやめになるということになると、なんらかの問題、それは別に指導者側の問題なのか学生の問題なのかは分かりませんが、なんらかの問題があるのではないかというふうに僕らは考えるのですが、今、その話を聞いた上で言うと、どんなふうにお感じになるでしょうか。 大塚:その当時の指導者から状況を伺わないとちょっとよく分かりませんが、数がそのとおりであればかなり急激な【タイ**01:24:57】であろうなというのは感じます。 朝日新聞:そうすると、この半年間のことを何も問題がなかったというふうに思っていらっしゃったというふうにおっしゃっていましたし、そういう認識であったと思うのですが、そういうことはほとんど最終責任者の学長には伝わっていない。知られていないというふうなことになると、どこまで最終責任者が体育会、各部の活動がどのように行われているかということはほとんど分かっていない、把握できていないというふうにも感じてしまうのですが、そこら辺はいかがでしょう。 大塚:それが今までのガバナンス体制だったんですけども、近年、退学についてというのは今まで各、僕が学長になったころは、入学は学長の許認可なんですが、退学は学部の許認可事項になっておりまして、部が一括して出てくるというのがないので、その報告が上がってこないとちょっとよく分からないというままで、たぶん過ごしてきてしまっていたと思っております。今は全部、各学生が退学するほうにも、学長に全部、各学部からそういう辞意を上げてくるということになっておりますので、今後はそういうことも把握できると思います。