コバホーク小林鷹之議員、選択的夫婦別姓は「国民的議論が大切」に吉永みち子氏「ずっと議論して長いですよ?」
自民党総裁選に立候補したコバホークこと小林鷹之議員が20日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」に生出演。選択的夫婦別姓についての考えを問われ、まずは旧姓の通称使用や並記の制度を国民に周知していくこととし、「国民的議論が必要」となど発言。これに吉永みち子氏から「ずっと議論して長いですよ?」と反論された。 小林議員は生出演で自分が立候補した意義や、政治と金問題、統一教会問題などに対する自身の考え方を述べた。 その中で、吉永氏から「国民が関心あるのは選択的夫婦別姓の問題。全く進まない、自民党政権では。何故進まないのか、即進める気持ちはあるのかを聞きたい」と聞かれた小林議員は「これは日本社会の中で色んな考えがあると認識しています。選択的夫婦別姓制度についても進めたいという人もいれば、そうでないという人もいると認識している」と切りだした。 現実的に不便を覚えている人もいることは認識しているとした上で「現実的な選択肢として、旧姓の通称使用、並記、制度的にどんどん手当されています。現実的にスピーディーにニーズを解消していくということを考えると、(通称使用の)制度改正、国民の皆さんに周知されてない部分はありますので」と語った。 すると吉永氏は「それは違う。国民の方はかなり周知しています」「周知が足りてないのはむしろ自民党」と反論。「女性が活躍する、輝くのを提唱したいのにその一歩をなぜ塞ぐのか。全員別姓にしろというのではなく選択的なので、道を掘り下げる、そこさえできないのは…」と訴えた。 小林議員は「多様性は大切だと思いますので、いろんな議論をすればいいんだと思う」「社会の中でいろんな意見ありますからしっかり国民的議論をした上で、必要なら進めればいいし。もっと国民的議論が大切」と「国民的議論」という言葉を重ねたが、吉永氏は「ずっと議論して長いですよ?」とバッサリ。「もし新しい時代を築こうとするのであれば、早急に決断する勢いで臨んでいただきたい。反対をしているのは何か?っていうことですよね」と訴えていた。