最も高額なのは? J2日本人選手、市場価値ランキング7位。J1クラブが放っておかない!? 2部最強のドリブルキング
明治安田J2リーグの2024レギュラーシーズンが終了した。J2で最も高い市場価値を持つ日本人選手は誰なのか。今回、フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングを順位ごとに紹介する。※市場価値は11月24日時点。価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
7位:イサカ・ゼイン(モンテディオ山形) 生年月日:1997年5月29日 市場価値:60万ユーロ(約9600万円) 2024リーグ戦成績:37試合5得点7アシスト J2屈指の右サイドアタッカーと言っても過言ではないモンテディオ山形のイサカ・ゼインは、市場価値60万ユーロ(約9600万円)で7位にランクインした。 イサカは桐蔭横浜大学卒業後の2020年に川崎フロンターレに加入してプロキャリアを始めたが、J1の強豪では出場機会に恵まれなかった。そのため、プロ入り後から市場価値は5万ユーロ(約600万円)で横ばいが続いた。 2022シーズンに横浜FCに期限付き移籍で加入すると、これが転機になり、J2で29試合に出場し、2得点7アシストを記録して自身の価値を示す。 2023シーズンに山形に完全移籍で加わると、主に右ウイングとして活躍。1年目に6得点5アシスト、2年目の今シーズンは5得点7アシストを記録した。 今シーズンのイサカは、リーグ最多のドリブル数136回を記録し、クロス数でもリーグ3位の177回をマーク。山形の攻撃を牽引する「切り込み隊長」として存在感を放った。さらに、プレータイムはチームの攻撃陣で最多の2906分に達し、監督からの絶大な信頼を得ていることがうかがえる。 果敢なドリブルで多くの局面を打開してきたイサカ。J1への道も切り開けるだろうか。
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