【日本市況】日経平均が下落、半導体株に売り-債券下落、円もみ合い
日銀は午前の金融調節で定例の国債買い入れオペ実施した。対象は残存期間1年超3年以下、3年超5年以下、5年超10年以下、10年超25年以下。大和証の小野木氏は、オペの結果について「全般的に弱め」との見方を示した。
新発国債利回り(午後3時時点)
為替
円相場は1ドル=153円台後半で推移。トランプトレードによるドル買いで一時154円台に下落したものの、日本の通貨当局による為替介入への警戒感もあり、もみ合いが続いた。
みずほ銀行金融市場部グローバル為替トレーディングチームの田中潤平次長は、東京市場では特に材料がない中、トランプトレードに加えて米国経済一強でドル高を見込む向きが多いと述べた。ただ、155円を抜けるとドル売り・円買い介入が意識されることもあり、ドル高がどんどんと進む「スピード感はない」とも指摘した。
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--取材協力:長谷川敏郎.
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Hideyuki Sano, Saburo Funabiki, Masahiro Hidaka