【パリ五輪】東京大会銀の梶原悠未、競輪界の若きスター太田海也ら出場! 自転車トラック日本代表の注目選手
太田りゆ(オオタリユ)
生年月日:1994/08/17 地区:関東/埼玉 所属:日本競輪選手会 出場予定種目:ケイリン、スプリント 学生時代は陸上競技に打ち込み活躍したが、家庭事情からガールズケイリン選手を志す。競輪選手養成所入所後、すぐに頭角を現し、在学時にナショナルチームでの活動をスタート。2017年卒業前、アジア選手権のメンバーに選出され、チームスプリントで3位の成績を残した。同年7月、高松競輪場でデビュー場所を完全優勝。その後、2019年にはワールドカップのケイリンで銀メダルを獲得。東京五輪出場の期待がかかるも、出場枠「1」には選出されず、リザーブ登録に。東京五輪から毎年自己ベストを更新し続け、2022年と2023年のアジア選手権ではスプリント種目を連覇した。アジアチャンピオンとして第1線を走り続け、2024年に悲願のパリ五輪・正代表選手に選ばれ、夢舞台への切符を手にした。
中野慎詞(ナカノシンジ)
生年月日:1999/06/08 地区:北日本/岩手 所属:日本競輪選手会 出場予定種目:ケイリン、チームパーシュート 高校在学中に国体、ジャパントラックカップで優勝するなど実力を見せつけ、2022年1月1日に競輪選手としてデビュー。そこから6場所連続無敗の18連勝を達成し、ノンストップでS級へ特別昇級。また、S級でも連勝記録を伸ばし続け、30連勝を達成。超逸材としての印象を確固たるものにした。自転車競技では2023年「世界選手権」のケイリンで銅メダル、「ネーションズカップ第2戦」のケイリンで金メダルを獲得。2024年5月に開催された「ジャパントラックカップI」では、ケイリンで太田海也とデッドヒートの末に金メダルを獲得した。パリ五輪メダル獲得に期待のかかる選手の一人。
内野艶和(ウチノツヤカ)
生年月日:2002/01/13 地区:九州/福岡 所属:日本競輪選手会 出場予定種目:マディソン、チームパーシュート 中学まではバスケに打ち込むも、高校入学後にフィールドを自転車競技に移し、すぐさま国内外で活躍。2019年には「ジュニア世界選手権」のポイントレースで金メダルを獲得。また、ガールズケイリン120期生として2021年5月1日静岡競輪「ルーキーシリーズ2021」でデビューし、同シリーズで初勝利、初優勝を達成。競輪デビュー後も軸足は自転車競技にあり、輝かしい成績を残している。2023年、五輪選考における最重要となる「世界選手権」のポイントレースで銅メダルを獲得し、2024年「ネーションズカップ第2戦」ではマディソンで金メダル、オムニアムで銀メダル、チームパシュートで銅メダルを獲得する充実ぶり。パリ五輪ではマディソンとチームパシュートに出場予定となっており、メダル争いに名乗りを挙げている。