高齢者ボランティア、児童の登校見守る 「G(じいちゃん)B(ばあちゃん)パトロール」を表彰 熊本中央署
熊本中央署は4日、壺川小(熊本市中央区)の通学路で交通指導や見守り活動を続ける高齢者のボランティア団体「GBパトロール隊」に感謝状を贈った。Gは「じいちゃん」、Bは「ばあちゃん」を意味する。 熊本の教育・子育て
壺川小校区は狭い道路や坂道が多いことから、加藤神社の名誉宮司、湯田榮弘さん(80)が2015年、地域住民に呼びかけて団体を結成した。 現在は70~80代の男女8人が午前7~8時に横断歩道などに立ち、「おはよう、元気?」「白線の内側を歩こうね」と声をかけながら、児童が安全に登校できるよう誘導している。 中央署で贈呈式があり、原田聖哉署長は「今後も体調に気を付けて続けてほしい」と感謝を述べた。湯田さんは「天候が悪い日や体調が優れない日もあるが、できる範囲で活動してきた」と話した。(遠山和泉)